弟か・・・
そういや私もいたんですが物心つく前に養子に行っておりました。たまに連絡というか、引き取られた先が父親の弟さんと母親の妹さん夫婦だったもんですから年賀状での付き合い、たまに会ったら向こうへ遊びに行かせてもらうってのはあります。
結構きょうだい関係で複雑なんですが私自身、全然そんな風には思いませんでしたね。漠然と兄(母親違い)と姉(父親違い)と弟(私の両親との間に生まれたので完全に血が繋がっております)がいるんだな~と呑気に考えていたものです。
この事を知ったのは小学五年生の時。母親が胃潰瘍で入院、秋口に退院した時に告白されました。何でこんなタイミング?と思いましたが、多分母親の余命が長くないことから真実を知らせておくべきと考えたのでしょう。同じ時期にいとこになってしまった弟も知ることとなりました。
私は両親と一緒にすごせていたので軽く受け止めましたが、自分の親と信じていた弟の心情はいかばかりだったか・・・彼に聞いたことはないのでどう思っていたかは不明です。
その事をいわれた時、本当は私が養子に行く話もあったと聞いてびっくりしたのを覚えています。写真を見ればなるほどな~と思うのが何枚かありました。子どもだった私は写真の中にある真意を読み取ることは不可能。母親から聞いたことが真実なんだなと悟りました。
弟は親がいないと泊まることすらできない子で、我が家に泊まりに来ていても起きて泣いて迎えに来てもらってました(自転車で五分かからない)その時の両親の心情としては、わが子なのになんで帰りたいというのか・・・。そう思っていたに違いありません。でも戸籍上はわが子ではない。今考えると複雑ですね。
友達にこうなんだよ~と言った時も、なんかドラマみたいやなと言われました。私は養子に行ったわけでもなく、両親と一緒にいたので別に深刻な心情にはなりませんでしたね。
その弟も四十代になる前に結婚して子どもが二人います。子ども好きなので奥様が仕事の時はまめに面倒見ています。弟の母親である叔母も保育所に迎えに行っているのですが七十代ともなると大変じゃないかなと。弟の奥さんは九時五時の仕事ではないので夜勤とかもあるわけです。
上の子も小学生になり、一度会ってから五年近くたっているわけですが正月、会いに行ってみようかな。パートはじめたので年玉くらいあげれるくらいには稼いでいるので(笑)
弟の両親が住んでいる場所は私のパート先の近くですが、働いてることは言ってません(笑)
まあ弟という感覚はなく、いとこ・・・ですね。