Cats,Birds,Ningen

暇な時に、ぶつぶつ呟く。旦那の両親と同居(24年)、娘3人、結婚して早や27年。猫、インコ、ウズラとの生活が何より大事な後2年で50歳の女

20年

地震があってから20年。大阪に住んでいた私は突然の地震にただ驚くばかりで、まだ3歳の次女をかばうように耐えるしかありませんでした。
長女は旦那が側にいたのでまかせました。おさまってから、多少頭が混乱していたので電話が繋がりにくくなるということに考えが及ばず、両方の親に電話かけて無事であるかを確認しました。
慌ててテレビをつけて、神戸(兵庫)で地震があったことを知りました。時間が経つにつれて、あまりのことに声も出ませんでした。

そしてその日の午後、動物病院に預けていた猫が亡くなったと電話がありました。家で生まれた猫で、ワクチンしていれば防げた病気で亡くなりました。何で今日なんだと。本当にどうしていいか分からず、しばらく落ち込んでました。

自然災害に対して、なす術もない。無力だなと思いました。毎年この時期が来る度に、もうそんなになるのかと。あの年に生まれた子どもたちが成人をむかえた。段々とあの地震のことを知らない子どもたちが増えていくけど、忘れないように、風化しないように。
伝えていかねばならないなと思いました。

1995年1月17日。
旦那は28歳。
私は27歳。
長女は6歳。
次女は3歳。
三女はまだ生まれてすらいませんでした。