Cats,Birds,Ningen

暇な時に、ぶつぶつ呟く。旦那の両親と同居(24年)、娘3人、結婚して早や27年。猫、インコ、ウズラとの生活が何より大事な後2年で50歳の女

今年のニュースといえば、その二(子猫、虎十郎)

もうひとつのニュースは長女が拾って来た虎十郎です。
長くなりそうなので、ブラウザバック推奨です(笑)

事の始まりは昨年末から5年ぶりに家に戻ってきた長女からの電話。
私はいつものようにうたた寝(主婦がこんな時間から寝るなよ!というお怒りはごもっともです)していたら三女のスマホに電話がかかってきました。私のスマホは音を消していたために長女からの電話に気づけず、三女のスマホにかかってきたわけですが······。
三女から電話を受け取り、耳を当てた瞬間に子猫の声。寝ぼけてた頭でも捨て猫だと瞬時に悟りました。で、私が一番初めに聞いた一言が。
「何匹いるの?」
まずはそれが聞きたかったんです。一、二匹ならともかく、三、四匹とか言われたらどーしたらいいんだろうかと。多分拾って帰るのは分かっていたから余計に何匹いるか気になったわけです。
「一匹」
と、即答。すぐさま胸を撫で下ろし、これ以上飼えない、里親探すからと言っておばあちゃん(義母)に電話で聞いてみろと長女に伝えて、子猫のいる公園にかご持ってかけつけました。

そこは長女たちが通った幼稚園の近く。でかい声でミャーミャーと鳴いている子猫。目も開いておらず、性別はオス。
公園の近くの人も声の大きさに気づいて何人か出てきてました。
長女は仕事に行く途中だったので子猫をたくされて一旦家に戻りました。
実は子猫の面倒を見たことはありません。過去に子猫生んだ猫はいましたが離乳まで親猫任せだったので、目の開いてない子猫を一から育てるのは初めてだったわけです。
それから動物病院に連れていくと、生後十日(五月九日生まれ)  猫用ミルクを一缶いただき、猫用哺乳瓶を買ってきて育猫生活が始まったわけです。
3時間おきに起きて授乳に排泄介助。なかなか便が出ず、刺激してそれでも出ないので少しの間かごの中にいれたら便まみれ(笑)
動物病院の先生に指南、指導を受け、慣れないながら一生懸命やりました。

拾った日に長女は祖母に里親探すなら一時的に置いてもいいということになり、しばらくしてから祖父(義父)もOKしてくれたのでゆったりした気持ちで猫育てすることになったのでした。
でも可愛い時期はあっという間。目も開き、ミルクから離乳食に切り替え。ミルク飲むときは私の手に爪を立てて傷を作り、離乳食の時は手まで皿に突っ込んでベチャベチャにしたり(ウェットフード)
本当に手がかりかましたね。
上手に食べられるようになるまでひと月。季節は初夏、段々と猫らしくなって、我が家の下二匹のだいちゃんとあずきが頑張って遊んでくれました。
でも一匹で育ったせいか、噛みグセは治らずじまい(笑)これ治るのかな、いやこの性格だと無理そうだなと(笑)小さいくせに自分より大きい猫でも下僕扱い。古株二匹のさくらとまるは猫自体が嫌いなので相手にしない。それでもしつこくやって来るとシャー!と威嚇する。
なのでだいちゃんとあずきの二匹にターゲットしぼって遊び回ってました。

おっと名前は何度も書いてたんですがこの記事にはないので再度書いておきます。
虎十郎(こじゅうろう)
由来は伊達政宗の家臣の片倉小十郎景綱から取りました。でも余りにも暴れん坊、小十郎じゃ合わない。何か似合う「こ」の漢字はないかと探してみたら(笑)
暴れる→何か虎のようだ→虎って「こ」って読むよね?
と言うことで虎十郎になりました。まあ普段は愛称で呼ばれているようで、「こじゅ」と呼びかけています。

で、後少しですがお付き合いください。
里親探すという約束でしたが一週間もせずに自分で買うといいだしました。でもこの家だと一緒に住めないので職場近くのマンションに引っ越すという話になり、長女の誕生日くらいに(七夕あたり)住む場所も決まりました。
そしてどの位の月齢になったら留守番できるかなという話になった時、あまり暑い時期じゃ熱中症になったりするから秋口でいいんじゃないかと。

そんな会話をしながら時間は過ぎ、あった言う間に9月半ばになり、引越しとあいなりました。
騒がしかった家の中がシーンとなって猫たちもなんか元気ない。特にだいちゃんはこの後1か月ほど体調不良に悩まされました。声がガラガラになったり、便がゆるくなったり。
寒くなる前は月に2、3回来ていたのですがここ1か月半会っていません。忘れられてないといいけどなと思いつつ、後三日で会うことができます。

あそこまで手をかけて育てた猫はいないなと思いつつも、長女を飼い主と認識して懐いてる虎十郎を見ると寂しい気もしますが、再度猫のために一人暮らしをすることになった彼女を応援してやらねばと。
まあいつかは親離れ子離れせねばならぬのでちょうど良かったかなと思います。

でも虎十郎ときたら人見知り、猫見知り、場所見知りしない猫なので我が家に来てもやりたい放題です(笑)
目下の悩みはうちの旦那が虎十郎に肩入れしすぎて、長女に置いてけ!というほどです。寂しいのは分かるけど、おもちゃじゃないんだからね(苦笑)

ということで、今年のその二のニュース、終了です。
誤字脱字があったごめんなさい。後ほど直しに来ます。

ありがとうございました!